【2018年最新】司法書士を独学かつ最短1年で合格したブログ

偏差値50の頭でOK、ものの5分で、あらゆる状況の司法書士受験生の合格率を「10倍以上に跳ね上げる」驚異の学習法をお伝えします。アウトプット9割、問題を解くことに特化した、とにかく受かる最強の学習方法とは

司法書士に独学半年(平均5h)で合格した”王道ではないが極めて効率的かつオリジナルの”学習方法の全容(1万3千字)

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スタディング 司法書士講座

※公式では、メールアドレスだけで登録できる無料体験コンテンツ(想像以上の量が無料で)や期間限定の割引キャンペーン、画像付き解説、合格者の声、合格祝い金制度などが確認できます。

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はじめに

司法書士試験といえば、合格率3%、仕事辞めて専業で1日10時間を1年間、50万円前後かけて、毎日予備校に通って、合格できたら鬼凄い。言うまでもなく”超難関”な国家資格の一つです。

 

でも私、半年間(1日平均5時間)の勉強で
2019年司法書士試験の択一基準点を楽々クリアしました。

 

午後択一なんて、基準点66点(22問正解)のところ

84点(28問/35問正解)です。

(最終合格発表は11月ですが、受かった気満々でこんなブログ書いてます。)

 

このように、出た結果はなんか物凄く頭の良い人みたいですが

お恥ずかしながら私、どっちかというとアホです。(学生時代の偏差値は50前後)

おまけにそれほど根性もないので、平均5時間の勉強でお腹一杯です。

 

(短期合格方法なら、松本先生の『5ヶ月合格本』が一番有名ですが、これは1日14時間を5ヶ月間続ける、座っていたフローリングが剥げるような地獄メソッドなので常人よりやや弱メンタルの私にはどう考えても無理でした。)

 

フローリングが尻圧で剥げるような勉強はとても無理(๑╹ω╹๑ )

 

フローリングと尻を犠牲にすることなく

なぜ私が、半年(平均5h)というヌルい学習時間で楽々合格できたのか?

 

一番の勝因は

「過去問復習のやり方」の徹底的な効率化にありました。

 

「何を当たり前のことを……」と思うでしょう。

 

復習が大切なんてのはお勉強の常識ですし

司法書士試験で過去問メインの学習が何より大切ということは

受験生はもちろん、初学者でもちょっと調べれば分かる話です。

 

でも私からすると、司法書士試験はちゃんと復習できてれば

もっといえば”覚えるべきことを試験当日までに正確に覚えられていれば”

合格できる試験です。

 

私の復習方法は

王道ではないようです(本にもネットにも載っていないので)

 

私の復習方法には

スマホ学習アプリのスタディングというアプリを使います。

スタディングはスマホ学習アプリとしてはかなり有名ですが、司法書士試験をこれで突破しようとする人はまずいない、司法書士受験生の99%は歯牙にもかけないアプリです。

 

「え、なにスタディングって? うさんくさー」

それが私のスタディングの第一印象でした。

多くの司法書士受験生が大手予備校であるLEC、Wセミナー、辰巳、伊藤塾 のお世話になり。新しいとしても”資格スクエア”あたりに落ち着くところ、スマホアプリのスタディングですからね……

私も受験仲間にスタディングを使っているとは恥ずかしくて言えませんでした。

 

でも、私にとってスタディングの司法書士講座は、金額的に、圧倒的に(40万円以上他より)安いというのもありますが

 

それ以上の圧倒的なメリットとして、スタディングにしかない学習ツールがあり

(他の予備校教材には一切ない、スタディング独自の学習ツール)

 

LEC     → ない

Wセミナー  → ない

伊藤塾    → ない

辰巳     → ない

資格スクエア → ない

スタディング → ある

 

この独自の学習ツールが私の考える最大効率の復習方法には必要不可欠だったので、今回の受験ではスタディングと心中する覚悟で臨みました。

 

司法書士を独学半年で、1日平均5時間の勉強で合格したというと

ものすごく信憑性は低いと思いますが

 

この記事を全部読んで頂ければ、「あぁ、確かにここまで徹底的にやれば合格するだろうな」と思って頂けると思います。

 

スマホ閲覧が辛い、とんでもない文章量ですが、全部読んだ後には確実に司法書士への半年独学での合格への道筋が見えているはずです。

 

 

司法書士試験の特徴(知っている人は飛ばしてOK)

出題科目や配点割合など、司法書士試験の基本的なところを書いておきます。

(受験生にとっては常識なので、知っている人は飛ばしてください。)

 

試験日:年1回(毎年7月の第1、または第2日曜日)

受験資格:資格制限なし(年齢・学歴・性別に関係ない)

午前の部:択一式35問

午後の部:択一式35問+記述2問

受験科目:

 午前択一式(「憲法」「民法」「刑法」「商法(会社法)」)

 午後択一式(「民事訴訟法」「民事執行法」「民事保全法」「供託法」「司法書士法」「不動産登記法」「商業登記法

 午後記述(「不動産登記法」「商業登記法」)

  

科目ごとの点数割合(つまり優先度)

司法書士試験は全11科目の試験ですが、その出題割合はかなり偏っているので、優先度に合わせて勉強していく必要があります。

基本方針は「とにかく主要4科目を徹底的にやる」に尽きます。

特に不動産登記法商業登記法は午後の時間不足と記述もあることから、他の科目よりもかなり明確に覚える必要がありました。

 

主要4科目(午前午後択一式70問中の82%

民法(20問)」、「不動産登記法(16問)」、「商法(会社法含む)(9問)」、「商業登記法(8問)」

 

マイナー科目(午前午後択一式70問中の18%)

 「憲法(3問)」「刑法(3問)」「民事訴訟法(6問)」「民事執行法(1問)」「民事保全法(1問)」「供託法(3問)」「司法書士法(1問)」

 

科目ごとの過去問からの出題割合(例:民法は過去問から出題が9割)

司法書士試験は科目ごとに過去問からの出題割合にかなりバラつきがあります。

 

例えば、「供託法はマジで過去問だけやっておけばOK」というのが司法書士受験の常識といって良いぐらいです。民法も、9割強は過去問知識で解けると言われています。逆に、不動産登記法は過去問知識だけで解けるのは7割ぐらいと言われています。

 

もちろん、試験年度で変動がありますし、予備校や講師によって微妙に認識は異なっているようですが、概ね、以下の割合と考えて良さそうです。

 

<科目ごとの過去問からの出題割合>

(※カ=過去問)

 

午前 

午後

 

 参考:『直前期の過ごし方ガイダンス~「もう間に合わない」とお悩みの方へ!! 得点に直結させる3ヶ月の過ごし方~』 (小玉真義 先生) [司法書士]

 

【実践感想1】過去問だけじゃダメ科目の対策として、基本書や条文の丸暗記をしようとするのは非効率だった。

過去問学習が一通り終わって、模試でも解けるようになると、次は、基本書や条文を丸暗記して、過去問以外の問題を解けるようになることを目指したくなりましたが、非効率だと気付いてやめました。

模試や過去問を見返していく中で、過去問知識が完璧であれば、基本的に推論で解けるように作ってある問題がほとんどだと気付いたからです。つまり5択のうち、絶対的に正誤が判断できる肢が3つ、少なくとも2つあれば、まず間違いなく正誤判断はできるのです。

(学習が一通り終わると実感できますが、5肢の正誤の判断を全て行うのは時間的にも知識的にも現実的ではなく、そこを目指すとまず合格はできません。特に午後は時間が圧倒的に足りないので、5肢全てを読まないのが基本です。)

 

過去問+αの知識の回収は、解説の補足という形で行うのが一番効果的でした。(詳細は後述する「半年独学合格のためスタディングの非公式利用法」の項で解説します。)

 

スタディングを選んだ理由(初学者の私にとってのメリット)

私がスタディングを選んだ一番最初の理由は「独学したいけど参考書を買い集めるの面倒だし、全部セットならもうこれで良くない?」ぐらいのものでした。

 

実はネットのレビューも一切見ずに買いました。(๑╹ω╹๑ )

 

とはいえ、メールアドレスだけで登録できる無料体験モードで一通り自分にとってダメなポイントがないことを確認して購入を決めたので、特に不満もなく満足の行く買い物でしたね。

 

なので、後付にはなりますが、改めて考えると、司法書士試験を初めて受験する人にとっては、スタディングには下記のようなメリットがあると思います。

 

とにかく安い、圧倒的に安い(予備校平均50万のところ9万円弱)

司法書士受験講座の有名どころをザックリ比較すると、下記のとおりスタディングが圧倒的に安いので、とにかくハードルが低くてオススメです。

 

スタディング(9万) < 資格スクエア(16万) <(50万弱)の壁< Wセミナー ≒ LEC ≒ 辰巳 ≒ 伊藤塾

 

間違いなく”最安値”なので”始めるハードル”がダントツで低かったです(๑╹ω╹๑ ) 

 

もう少し詳しく書くと、スタディングが圧倒的に安く 92,000円(税抜)

次点が、資格スクエアの『初学者向け合格フルパック』158,400円(税込)

 

あとの大手予備校は正直どんぐりの背比べ

どれも50万円前後※で、金額差は高くても3~4万円なので

金額ではなく、教材や講師との相性で選ぶべきなんでしょうね。

 

司法書士の予備校講座は平均50万ぐらいします。

予備校の金額を厳密に比較しようとすると

 通学orWEB、短期コース(9ヶ月)or長期コース(15ヶ月)、教材の充実度などで金額が変わってくるので、難しいのですが、ざっくり言って大手は50万円前後で数万円の差しかないです。

 司法書士受験の大手予備校と言えるのは一般的に「LEC、Wセミナー伊藤塾、辰巳」です。 

 

参考書を買い集める必要がない(評判を調べて、比較して、試し読みして、注文して......が一切不要)

いろいろ調べて参考書を買い集める必要がないというのは、それだけでも初学者の私にとってかなり大きなメリットでした。

 

私のケースでは、予備校は金額のハードルが高すぎるので、参考書を買い集めるか、スタディングにするか2択だったわけですが、もし参考書を買い集めるとするなら、評判を調べて、比較して、試し読みして、Amazon楽天か予備校公式から注文して……と、始める前に挫折していたかもしれません。

 

その点スタディングは知識を吸収することに時間を100%使えます。(๑╹ω╹๑ )

 

【実践感想2】初学者にとって参考書選びは本当に難しい

司法書士の初学者にとって、参考書選びは本当に難しいです。

科目が11科目あり

さらに種類として、基本書、過去問、ひな型集、記述対策

とあるので初学者にとって「どれを買うか?」はかなりの難問です。

 

学習が一巡する頃にはある程度良し悪しが分かりましたが、最初はどの参考書が良いのか?なんて全然分かりませんでした。(ネットのレビューも正直あまり参考になりませんでしたし……)

 

合格レベルまで一通り学習したあとの感想としては

 

基本書は、オートマかリアリスティック

過去問集は、オートマか合格ゾーン

ひな型集は、伊藤塾

記述対策は、オートマ

 

あたりを買っておけば間違いないように感じました。

 

あとで予備校に入っても無駄にはならない(どうなっても役立つツールあり)

後述しますが、スタディングには他には一切ない独自ツール※があるので、万が一やっぱり予備校に入ろうと決めたとしても、スタディングを買ったことは無駄にはならないと思います。

私も正直、あとで予備校に入るとしたら無駄になるかも……とちょっと心配したところはありました。

でも実際のところは、「たとえ予備校生でも買う価値のあるツール」だったので結果オーライですね(๑╹ω╹๑ ) 

 

※独自ツールの詳細は後述する、「半年独学合格のためスタディングの非公式利用法」の項で解説します。

 

スタディングを選んだ理由(勉強が苦手な私にとってのメリット)

「これまでの人生で自宅学習がうまくいった試しがない」勉強が苦手な自分でも、スタディングなら、なんとか続けられそうだったことも決め手の一つでした。

 

大学受験の時でさえ、自宅学習なんて1時間ぐらいしか集中力持たなかったんですよね(๑╹ω╹๑ ) そんな私でも何とかやれたスタディングの凄さよ……

 

いますぐベッドの上でも始められる教材だった

スタディングはWeb上でコンテンツが完結しているので、購入したその日から即座に勉強し始められます。これが市販の参考書や、予備校のテキストだと、注文して家に届くまでタイムラグがあります。

また、スタディングの操作はスマホで完結するので、いつものネットを見る感覚で寝転がって学習することができます。

今日、いますぐ、いつもの姿勢で、勉強が始められるのは、わざわざ参考書とノートと筆記用具を用意して、自宅の机で勉強するのが経験上ほぼ不可能な自分にとって、革新的な学習ツールでした。(これしかないって思いましたね(๑╹ω╹๑ ))

 

無料体験分が当日中に終わるほど”あの自分”が熱中できた

何度も言いますが、私は自宅学習というものが死ぬほど苦手で、仮に市販の参考書を買って、司法書士試験の勉強を始めようとすると、10分で挫折する自信があります。

 

でも、驚くことに、スタディングの司法書士講座については、約3時間分はあった無料体験分の講義動画及び過去問学習について、登録したその日中に終えてしまえたのです。

 

さらにいうと、大して”疲労感なく”それだけの分量の学習ができてしまった。これは私の上手く行かなかったこれまでの学習人生の中で革命的な出来事でした。

 

あの自分がスタディングならストレスなく自宅学習ができた。それだけでもスタディングに賭けてみる価値はあり過ぎるほどあると確信しました。(๑╹ω╹๑ )

 

その他の点でもめちゃくちゃ相性が良かった

・書いて覚えるのが嫌いな自分と相性が良い

 もとより自分は書いて覚えるのが嫌いなので、テキストや過去問に書き込みをしつつができないことに全く抵抗がなく、むしろ利点だった。(この書き込みができないが不快に感じる人もいるだろう。)

 

・講師の話し方や声質が全く苦手ではなかった

 講師自体に苦手意識があるとどうしても頭に入ってこない。その点スタディングの司法書士講座の山本先生はとても良い先生だった。

 

 

学習が進むほど痛感したスタディングのメリット

先に書いたように、スタディングは初学者にとっても、自宅学習が苦手な人にとっても非常に有効な学習ツールですが、学習が進めば進むほど、よりはっきりと「これはとんでもなく効率的で神がかった、これ使って落ちるとかあり得ないと言っても過言ではない……そんな学習ツールだな」と感じました。

 

過去問の解説文が予備校テキストや市販参考書と比べても一番

スタディングの過去問の解説文はとんでもなく分かりやすいです。はっきり言って、予備校のテキストや市販参考書の超メジャーどころ(合格ゾーンやオートマ過去問)と比べてもダントツだと思います。

 

法律の原文のままの方が理解しやすいという方は六法を読んだ方が早いと思いますが、これまで法律について真剣に勉強したことがない人にとっては、スタディング以上の過去問解説はないでしょう。

 

特に、各肢ごとに記載してある”ワンポイント補足”が死ぬほど便利で、過去問演習で5肢それぞれの正誤判断をする上で、各肢ごとに何が論点になっているのかが”ワンポイント補足”によりひと目見て分かるので、これがあるとないとでは、理解度に天と地ほどの差が付きます。

 

講義動画→赤シート暗記→簡単問題→過去問の学習スキームが分かりやす過ぎる

「あれ、こんな頭よかった?」と勘違いするほど分かりやすい、知識ゼロから過去問まで最速でマスターする4ステップ

 

スタディングの最速4ステップ

  • 講義動画を視聴する
  • 要点暗記ツール(赤シート)を確認する
  • スマート問題集(一問一答)を解く
  • セレクト過去問を解く

 

スタディングは知識ゼロから過去問理解までの交通整備が完璧過ぎて、躓くことなくガンガン進められました。

 

不動産登記法の敷地権や仮登記など、司法書士試験の俗に言う難所についても、特に詰まることなく理解できたのは、スタディングのおかげだと思います。

思うに、分かりやすさを突き詰めると、紙面の都合がある紙のテキストでは限界があるのでしょう。Webで完結した教材なら、同じ説明を繰り返したり、解説を省略したりせずに、とにかく理解しやすさを最優先にコンテンツを作成できるということを実感しました。

 

今後も資格学習するなら、Web教材一択ですね。

 

【実践感想3】スタディングの過去問解説の分かりやすさに最初は気付けなかった。 

私は学習の初期、民法から不動産登記法まで一周したあたりで、司法書士試験を楽勝だと調子に乗っていました。なぜなら特に疑問に思う過去問がなく、間違えた問題も、問題解説を読めば一つ残らずスムーズに理解できたからです。

 

しかし一度、書店で『合格ゾーン』や『オートマ過去問』という、一番メジャーな過去問集(棚の前面にドンと置いてある)で、民法不動産登記法を立ち読みで解いてみた時に、愕然としました。間違った問題の解説文を読んでもまるで頭に入ってこなかったのです。(その時ようやく、これは自分が頭が良いわけではなく、スタディングの解説文がとにかく分かりやすいのかも……と気付いたわけです。)

 

スタディングとその他の解説文の違いはなにか考えたのですが、私が見比べた限り、スタディングの解説文の方が以下の点で優れているようです。

 

・学術的に正確な表現より、分かりやすさを重視しており、小難しい法律文言は言い換えてある。

・一肢ごとに解説を詰め込み過ぎず、過去問全部で全論点がカバーできるよう、解説文の文量も調節されており、知識の消化不良に陥りにくい。

・該当条文の原文をそのまま書いて「答えの根拠はコレです。解説は以上!」と言わんばかりの乱暴な解説がなく、肢中の誤りの箇所について、分かりやすく書いている。前半や後半が正しければ「前半は正しいが・・・」などと書いてある。

 

☆キーワード検索機能が神☆

このキーワード検索機能こそが、私がスタディングに決めた決め手であり、他の予備校教材には一切ない。2019年時点現在、スタディングにしかない機能です。

 

この機能は簡単にいえば、Google検索をするように、特定のキーワード(「権利能力なき社団」や「保存登記」といった任意のキーワード)を含む、スタディング上のテキスト、過去問をピックアップできる機能です。

 

例えば、「権利能力なき社団」に関する過去問をまとめて解きたいと思えば、本来なら参考書をぱらぱらと見て、該当する問題をピックアップしなければなりませんが、この検索機能を使えば一発で出来ます。

 

また

「14日以内」か「20日以内」か

「20年以下」か「20年未満」か

「又は」か「及び」か

 

類似キーワードを検索することで、必要なだけ思いつくたびに、あっという間にオリジナルの問題集を作ることができます。

 

もちろんこれらの検索は、全科目を対象に行われるので、分厚い過去問集を一つ一つ開いて検索するような手間をかけることもありません。

 

類似問題集として参考書で済まそうとすると「暗記の力技100」などになりますが、これに書いてある論点はせいぜい100個程度ですし、過去問ベースで見ることはできません。

 

☆マイノート機能との組み合わせは更に神☆

スタディングのキーワード検索機能はマイノート機能と組み合わせると、他の過去問集(合格ゾーンなど)を重たいだけのゴミに変えるポテンシャルがありました。

 

マイノート機能は簡単にいえば、スタディング内のテキストを何でもコピペできます。(他にも文字装飾とか赤シート枠指定とそのONOFFの機能といった、Word+αみたいな機能があります)

 

このマイノート機能では、過去問を丸々コピペすることができます。

つまり、自分が苦手な過去問、気になる論点は、マイノート機能でまとめておいて

あとはそれを空き時間に見返すだけでいくらでも覚えられるわけです。

 

市販の参考書や予備校のテキストで、キーワード検索をすることはできませんし、過去問のテキストをコピペして、Web上にまとめることはできません。

 

でも、スタディングなら一瞬で出来てしまいます。これがどれほど司法書士試験において革新的なことか……多分伝わってないですよね、あぁもどかしい!!とにかく一度使ってみないとこの真価は気付けないのかもしれません。

 

半年独学合格のためスタディングの非公式利用法

上記のように、スタディングは控えめに言って、私にとって『超最高の司法書士試験最短突破プログラム』でしたが

勉強を進めていくと公式に書いていない使い方の方がより効率的だということ、もっといえば、半年1日5時間の勉強で司法書士に合格するには、公式推奨の使い方だけでは無理と気付きました。

以下に私が実践した、スタディングの非公式な活用術についても書いておきます。

 

過去問演習では実戦モードは無意味

過去問周回の際には、実績モードではなく、練習モードを使うべきです。理由は過去問周回においては、1問ごとの正誤に大した意味はなく、1しごとに正誤判断をし、その都度答え合わせをするべきだからです。
 
実績モードでは、正解率や解答時間を確認することがメインなので、1しごとに答え合わせできる練習モードを使うべきです。
 
スタディングの過去問周回の最適解は決まっていて、1しごとに確度100%で正誤判断をし、誤ったあしは何が違うのか?まで答えられるようにすることです。
 
これを全てのセレクト過去問で出来るようにして、初めて過去問演習を終えたと言うべきです。
 
 
[実践感想4]正しい過去問周回をしなければ意味がない
スタディングで過去問の周回をしていると、良い成績データが残るように、正解のあしを選ぶことをついつい重視しがちになりました。
 
でもある時、もう4周はした問題なのに、いざあしごとに、正誤判断をしようとしたとき、100%自信を持って判断できないことに唖然としたのです。
 
周回が進むと、文章の全体から何となく正解のあしがわかり。正解するものだから、理解出来ている感覚になったりしますが
 
そんなあやふやな知識は、模試など初見の問題に対しては全くの役立たずでした。
 
過去問演習においては、1あしごとに、100%確信を持って正誤が判断できないと無意味なので、その点でいうと、実績モードは全く役に立ちません。
 
ちなみに、早解きの練習はそれこそ初見の問題でやらなければ何の効力もないので、本当に実績モードは意味ないですね。
 

要点暗記シートを全部印刷!!

スタディングで唯一印刷するべきは、要点暗記シート。
 
スタディングの要点暗記シート、赤シート機能のOn版とOff版で両面印刷すると、基本的な論点の長期記憶化にとんでもなく便利です。
 
司法書士試験のメジャーな学習テクニックに、暗記するべき情報は一元管理すべしというものがありますが、私は参考書ではなく、印刷した要点暗記シートにさらに書き込み、また、別紙にまとめて書いて、一緒にファイリングすることで、6cmのファイル一冊に
 
全科目の全情報を集約するようにしていました。
 
こうすると何ができるか
例えば民法の主な論点だけなら、要点暗記シートをpdfにすると両面で140ページだったので、1p1分かけても、2時間ちょっとで一周することができます。
 
民法の全範囲が3時間かからないで復習できる。これほどの効率の復習方法は他にありません。
 
スタディングは、この要点暗記シートを冊子として売るべきだと思います。
 
仮に要点暗記シートの全科目を回すのに2日間(10時間)かかるとして、1ヶ月あれば、15周はできるわけです。
 
セレクト過去問を全科目解き直すのには、急いでも二週間ぐらいはかかります。
 
1ヶ月かけて過去問を2周するのと、要点暗記シートを15周するの、本番直前により有効な学習はどちらなのか、言うまでもありません。
 

キーワード検索と過去問とマイノートの合わせ技

合格まであと一歩というところまで知識が入ってくると、あとはどれだけ複数の軸で記憶を整理できるのかが重要になります。
 
例えば民法制限行為能力者でいうと
 
「本人以外の請求で補助開始の審判をするには本人の同意が必要」
 
という文章を読んで、マルだと判断できるだけでは、残念ながら合格レベルではないと私は考えていました。
 
合格レベルにある知識とは
 
「本人以外の請求で補助開始の審判をするには本人の同意が必要」
 
という文章を読んで、マルと判断できるに加えて
 
一方で、「補助開始と異なり、保佐開始の審判には本人の同意は不要」だと、自然と思い出し。
 
さらに、保佐開始の審判ではなく、保佐人に”代理権を付与する”審判であれば、本人の同意が必要という論点も、続けて思い出すことができる。
 
さらにさらに、思い出そうと思えば、補助人と保佐人に関係する過去問に載っている論点、もっと話を広げて、制限行為能力者に関する過去問に載ってる論点なども、自由自在に思い出せる。
 
つまり、特定のキーワードだけで、関連する知識を一つ残らず、正確に思い出せる状態になること。
 
ここまでやって合格レベルだと思いますし、実際に過去問とキーワード検索とマイノートを駆使して、思いつくキーワードでその都度まとめることで、かなり効率良くそのレベルにいくことができました。
 
この学習方法は前提として、キーワードで過去問を一括抽出できて、かつ、過去問の問題文や解説をコピペでテキストにまとめられる環境じゃないとできません。
 
間違っても紙ベースでやるといくら時間があっても足りないので、現実的にはスタディングでしかできない学習方法です。

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記述対策はスタディングだけだと正直無理だった

散々ベタ誉めしたスタディングですが、記述対策だけは正直不足も不足、全然ダメでした。

始める前はスタディングの記述対策コンテンツをしっかり周回すれば、自然と解けるようになると思っていましたが、ほかで補わない限り、スタディングの記述対策コンテンツだけで、司法書士の記述対策を万全にすることは不可能と思った方が良いです。
 
これはWeb教材と記述対策の相性が……みたいな話ではなく、単純にスタディングの記述対策コンテンツの作り込み不足です。(択一式の対策を万全にすることで力尽きた感じがしますね。)
 
記述対策は、単純に学習教材としてのクオリティが低いという印象です(๑╹ω╹๑ )
(以下大きな理由3つ)
 

ひな型暗記ツールに欠点がいくつもある

司法書士試験おいては、不動産登記法商業登記法の「登記のひな形」を完璧に覚えるのは大前提ですが、スタディングのひな形暗記ツールは正直微妙な出来です。
 
特にまずい欠点は以下の3つですね(๑╹ω╹๑ )
  • 赤シート枠の数と長さで何となく答えが分かる
  • 添付文書の中身まで覚えにくい
  • ひな形タイトルがヒントになり邪魔
 
詳しく説明すると、まず赤シートで隠しても、枠の数と長さがヒントになってしまうので、記憶が変に紐付けされてしまって、赤枠なしで思い出そうとすると全然ダメだったりします。この暗記の仕方がまずダメです。
 
次に、添付文書としては、記述対策が最終目標であるとするなら、具体的な中身がなにかまで覚える必要がありますが、その解説が書いてあったりなかったりで、あってもひな型を下スクロールした後の、長い解説文の中に埋もれているので、いちいち探すのが面倒で、結局ただ表面だけ
 
売買の登記なら、添付文書は「登記原因証明情報と登記識別情報と住所証明情報と印鑑証明書と代理権限証明情報」なんて感じに念仏を覚えるように、暗記することになりますが、はい、これでは記述にも択一にもほとんど役に立ちません。
 
添付文書はそもそも、「印鑑証明書が必要な時は所有権者登記義務者になる時だから…今回のケースでは必要」という風に
 
ひな型に対応する添付文書を覚えるのではなく、添付文書ごとの要否の基本ルールを先に把握した上で、この登記に当てはめて考えると必要か不要かという風に覚えるものでした。(これは私はだいぶ後で気付きました。)
 
そしてこのひな型暗記ツールの最大の欠点は、各ツールのタイトルが登記内容のヒントになっていることです。
 
例えば、『不動産登記法 雛形9-所有権移転登記(相続)』 とあれば、相続を原因とする所有権移転登記のひな型だと分かりますが
 
実際の記述問題には、問1では、相続を登記原因とする所有権移転登記をしてくださいなんて書いてありません。
 
最初の模試を受けるまで、そんな当たり前のことに全く気づかなかったので、問題文のみを見て、必要な登記を連想する能力を身につけるのはかなり大変でした。
 
ひな型暗記の記述対策で使える演習をやろうとすると、マイノート機能を活用して、【登記記録】と【事実関係】だけを抜粋したひな型問題集を作り、ゼロベースで登記を全て言えるようにすれば可能です。
 
私は、その編集作業が面倒だったので、【登記記録】と【事実関係】しか問題文ページに載っていない参考書を探して使いました。
 
私が基本書、過去問集、記述対策とベタ褒めしているオートマシリーズですが、残念ながら、ひな型集としては、問題文のタイトルが同様に登記内容のヒントになっているので、ダメ参考書です。
 
スタディング以外で、ひな型暗記に使える参考書はこれぐらいでした。
  • うかる! 司法書士 解法パターンで学ぶ書式80
 
 

記述対策の受験常識とテクニックがほぼ学べない

記述対策には受験する上で予備校生や参考書独学勢なら必ず知っている常識や、午後の圧倒的に不足する時間の中で、合格基準点+αをどんな論点が来ても安定的に狙えるようにするためのテクニックが色々とあります。

 

代表的なところでは

  • 構成用紙(A4白紙)の上手な使い方
  • 年度にもよるが、不登法の添付文書と登録免許税、商登法の登録免許税は最悪捨てても合格できること
  • 商登法は残り45分を切っていたら、検討している時間はなくて全部登記可とみなして解いてしまった方が合格確率は高いこと。(年度によってはそれで十分合格を狙えること)
  • 予備校が取りまとめた受験生の記述回答から推定した、各問ごとの配点の傾向

他にも「字の汚さはどの程度で減点対象か」、「省略して良い名称とダメな名称」といった記述試験で気になる様々な情報は残念ながらスタディングではほぼ学ぶことができません。

 

スタディングで学べたのは、名変(登記名義人の氏名や住所の変更)を先にやり忘れると大減点を食らうといった常識中の常識ぐらいでした。(๑╹ω╹๑ )

 

択一式の合格ラインをクリアする不動産登記法商業登記法に関する知識と、スタディングのひな型暗記ツールにあるような基本的なひな型の学習を終えた状態であっても、そういった常識・テクニックを知っているか・知らないかで、5点、10点の差はつきかねないというのが私の実感したところです。

 

ただこれは、予備校の無料解説動画を見て、記述対策の参考書をいくつか読めば、予備校生と差の出ない程度にはカバーできるので、忘れずに見ておけば良いだけの話でもあります。

 

おすすめ予備校無料動画

 

おすすめ参考書

  • オートマ記述式
  • 超速解 記述式

 

演習課題のバリエーションが不足している 

 

 

 

スタディングの司法書士講座の購入注意点

 

印刷テキストは金の無駄(参考書を買うべし)

 

2年目対応コースを買うべし(万が一来年不合格に備える)

 

最後に(どうしても伝えたいこと)

スタディングの無料体験講座の利用に必要なのは、メールアドレスだけです。

 

他の営業臭い教材のように、氏名とか住所とか電話番号といった個人情報は一切いりません。メールアドレスとパスワードを決めて登録すれば

 

今日これから3時間以内に民法の講義動画を3/100講座終わらせて、過去問を7問(民法の全過去問中の7/358)まで解くことができます。

 

そこできっと「これは行けるんじゃないか?」と合格への手応えを感じて頂けることでしょう。

 

必要なのは、ほんの少しのやる気と時間だけ

司法書士試験は独学で合格できるのか? 自分にとって一番ベストな勉強方法は何なのか? どの予備校が? どの参考書が? 気になることはいくらでもあるかと思いますが……

 

ひとまず疑問は置いておいて、私が半年で合格できたこのスタディングを、司法書士試験独学に臨むにあたってのあなたの試金石として頂くのもありだと思います。

スタディング 司法書士講座

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